来年、展示の機会がありそう。
俺はうれしい。
ここは踏ん張りどころ。
気合いを入れないと、ダメだ。
休みの日、気がつくと、
ずーっと放心してたりするから。
白目むいたまま、チキンラーメンとかすすって。
デリケートだ、俺は。
のど元にグムム・・・とつっかえている、
「抑圧」のようなものが原因だ。
このつっかえを安易に吐き出そうとすれば、叫びになる。
20代の頃は土手に行き、誰はばかる事なく叫んでいた。
上杉和也を亡くした南ちゃんのように。
30代になるとさすがに、
色々とはばかって飲み込んでいる。
はた目に30代の絶叫ってのは、かなり怖い。
というか抑圧は叫んで発散せずに、
「芸術作品」という形に落とし込めばいいと、
29歳くらいでようやく気がついた。
いろいろと出遅れてしまった訳だけど、
スタートを切ったので、あとは突っ走るしかない。
外は落ち葉の季節だ。
公園のベンチでボーッとしていると、
新しいアイデアがまるでアメーバのように、
くっついては離れ、ひろがったかと思えば、
パチパチとはじけて消えていく。
それを忘れないように、ネタ帳に書きとめる。
このくりかえしだ。
もう、ネタ帳がすごい。
写経のようにビッシリ書き連ねた文字が、
もはや耳なし芳一も引くレベルになってる。
さっさと作れよ、ほんと。
ネタはもう十分だ。
作ろう。
まどろんでいるだけで時が過ぎるぞ。
死ぬぞ。
とりあえず、
こないだホームセンターで買った材木に、
釘を一本打つなり、何なりして、
このたれ流しぎみな日常を一点突破だ。
釘を一本、コーンと打つだけで、
案外すべてが始まったりするものだ。
無の空間にとつぜん一点の穴があいて、
そこから全宇宙がひろがったように。
武蔵村山でビッグバン起こしたれや!!
デリケートな感性とかもう、いいから。
俺がセンシティブでガラスの心だって事は、
よくわかった。もういい。
シコ踏めよ。
全力で。
それがイヤなら、釘を打て!!