野菜が食べたい
2010年 04月 30日
生活の愚痴など書く物じゃなし。と思いつつ…
バイト三つの内二つの勤務日数をそれぞれ増やさねばならず、俺の生活は石川遼くんのお尻の様に更にミチミチになりそうだ。
掛け持ちのデメリットが牙を剥く。
何と言おうか、人生習得成り難し。
されど今月貯蓄ゼロとはこれ如何に?
年金税金家賃保険金ケータイ代薬代他もろもろの面倒くさい生活費に、生きているだけで搾取される我が給料よ。
これでは本当に、生きているだけだ!
と、こんなぼやきを繰り返しているだけではだめですね。
しかしこの生活に更に拍車をかける様に、最近は一日三食ラーメンだ。
帰りにスーパーの見切り品の天ぷらやコロッケを買って帰り、ラーメンのおかずにする。
無慈悲なくらい栄養も色取りも無い、寝起きのおっさんのキスの様なディナー。
炭水化物、炭水化物、たまにタンパク質。
そこで「いただきます」と言って箸を手にした瞬間、ふと涙がこぼれ落ちるならば、どんなに気持ちは報われるであろう。
しかし俺はいつからか、涙がほとんど出ない体質になってしまった。
真剣に自分を嘆いて泣こうとすると、どこかで礼儀知らずな俺がプーと吹き出して爆笑する。
集中出来ない…
なのでただ、黙々とディナーを食す。
そんな生活もあってか、口の中に、タコの吸盤の様な巨大な口内炎が出来てしまった。
接客業なのに仕事中、会話がままならず。食事の時ですら、食べ物をまるで森ガールのように細かく、小さくちぎり、おちょぼ口で食べる。ならば優しい紳士に声をかけられるかと言うと決してそうでは無い。食事をがつがつ食べなければ、俺はウィスパーのCMとかに出れる気がする。
最近はスペイン、ハンガリーやロシアなんかのジプシー音楽をよく聴いている。
それをバイト先の人に話したら、パコ・デ・ルシアというフラメンコギターの人のCDを勧められて、聴いた。
おおこれはまさに今、俺が聴くべき音楽だ!としびれた。
今必要なのは、苦しい生活をねぎらうお慰みソングではなく、かと言って全て見ないフリをして踊り狂うダンスミュージックでもなく、諸悪を世の中に当てつけて「ファック!」と簡易に済ますようなロックでもない。
必要なのは、困窮した今の状態をしっかりと見据えつつ、前向きに、前向きに、されど悲哀を高らかに訴えるような魂の音楽だ。
フラメンコのリズムってのは何ですか、素晴らしく胸が燃えますね。
昨日は夜中に思わず、競歩の様なスピードで外に飛び出した。怯えたノラ猫たちがいっせいに逃げる。
人生は素晴らしいはずだ。
荻窪、高円寺、中野とアンダーグラウンドな生活から四ッ谷辺りでぐぐぐっと地上に浮上して、すがすがしい緑の空気に満たされる。そんな、丸ノ内線の様な自分でありたい。
とすれば、更なる先は国会議員という事か?それもまた良いだろう。
どうか黒塗りの街宣車に乗っている方でない事を祈る。
ではシナリオを書くのでさようなら。
画像は折口信夫の本からの転載。カッパだよ。
バイト三つの内二つの勤務日数をそれぞれ増やさねばならず、俺の生活は石川遼くんのお尻の様に更にミチミチになりそうだ。
掛け持ちのデメリットが牙を剥く。
何と言おうか、人生習得成り難し。
されど今月貯蓄ゼロとはこれ如何に?
年金税金家賃保険金ケータイ代薬代他もろもろの面倒くさい生活費に、生きているだけで搾取される我が給料よ。
これでは本当に、生きているだけだ!
と、こんなぼやきを繰り返しているだけではだめですね。
しかしこの生活に更に拍車をかける様に、最近は一日三食ラーメンだ。
帰りにスーパーの見切り品の天ぷらやコロッケを買って帰り、ラーメンのおかずにする。
無慈悲なくらい栄養も色取りも無い、寝起きのおっさんのキスの様なディナー。
炭水化物、炭水化物、たまにタンパク質。
そこで「いただきます」と言って箸を手にした瞬間、ふと涙がこぼれ落ちるならば、どんなに気持ちは報われるであろう。
しかし俺はいつからか、涙がほとんど出ない体質になってしまった。
真剣に自分を嘆いて泣こうとすると、どこかで礼儀知らずな俺がプーと吹き出して爆笑する。
集中出来ない…
なのでただ、黙々とディナーを食す。
そんな生活もあってか、口の中に、タコの吸盤の様な巨大な口内炎が出来てしまった。
接客業なのに仕事中、会話がままならず。食事の時ですら、食べ物をまるで森ガールのように細かく、小さくちぎり、おちょぼ口で食べる。ならば優しい紳士に声をかけられるかと言うと決してそうでは無い。食事をがつがつ食べなければ、俺はウィスパーのCMとかに出れる気がする。
最近はスペイン、ハンガリーやロシアなんかのジプシー音楽をよく聴いている。
それをバイト先の人に話したら、パコ・デ・ルシアというフラメンコギターの人のCDを勧められて、聴いた。
おおこれはまさに今、俺が聴くべき音楽だ!としびれた。
今必要なのは、苦しい生活をねぎらうお慰みソングではなく、かと言って全て見ないフリをして踊り狂うダンスミュージックでもなく、諸悪を世の中に当てつけて「ファック!」と簡易に済ますようなロックでもない。
必要なのは、困窮した今の状態をしっかりと見据えつつ、前向きに、前向きに、されど悲哀を高らかに訴えるような魂の音楽だ。
フラメンコのリズムってのは何ですか、素晴らしく胸が燃えますね。
昨日は夜中に思わず、競歩の様なスピードで外に飛び出した。怯えたノラ猫たちがいっせいに逃げる。
人生は素晴らしいはずだ。
荻窪、高円寺、中野とアンダーグラウンドな生活から四ッ谷辺りでぐぐぐっと地上に浮上して、すがすがしい緑の空気に満たされる。そんな、丸ノ内線の様な自分でありたい。
とすれば、更なる先は国会議員という事か?それもまた良いだろう。
どうか黒塗りの街宣車に乗っている方でない事を祈る。
ではシナリオを書くのでさようなら。
画像は折口信夫の本からの転載。カッパだよ。

by kan328328
| 2010-04-30 01:24
| 日常