釘を打て!!
2017年 12月 12日
来年、展示の機会がありそう。
俺はうれしい。
ここは踏ん張りどころ。
気合いを入れないと、ダメだ。
休みの日、気がつくと、
ずーっと放心してたりするから。
白目むいたまま、チキンラーメンとかすすって。
デリケートだ、俺は。
のど元にグムム・・・とつっかえている、
「抑圧」のようなものが原因だ。
このつっかえを安易に吐き出そうとすれば、叫びになる。
20代の頃は土手に行き、誰はばかる事なく叫んでいた。
上杉和也を亡くした南ちゃんのように。
30代になるとさすがに、
色々とはばかって飲み込んでいる。
はた目に30代の絶叫ってのは、かなり怖い。
というか抑圧は叫んで発散せずに、
「芸術作品」という形に落とし込めばいいと、
29歳くらいでようやく気がついた。
いろいろと出遅れてしまった訳だけど、
スタートを切ったので、あとは突っ走るしかない。
外は落ち葉の季節だ。
公園のベンチでボーッとしていると、
新しいアイデアがまるでアメーバのように、
くっついては離れ、ひろがったかと思えば、
パチパチとはじけて消えていく。
それを忘れないように、ネタ帳に書きとめる。
このくりかえしだ。
もう、ネタ帳がすごい。
写経のようにビッシリ書き連ねた文字が、
もはや耳なし芳一も引くレベルになってる。
さっさと作れよ、ほんと。
ネタはもう十分だ。
作ろう。
まどろんでいるだけで時が過ぎるぞ。
死ぬぞ。
とりあえず、
こないだホームセンターで買った材木に、
釘を一本打つなり、何なりして、
このたれ流しぎみな日常を一点突破だ。
釘を一本、コーンと打つだけで、
案外すべてが始まったりするものだ。
無の空間にとつぜん一点の穴があいて、
そこから全宇宙がひろがったように。
武蔵村山でビッグバン起こしたれや!!
デリケートな感性とかもう、いいから。
俺がセンシティブでガラスの心だって事は、
よくわかった。もういい。
シコ踏めよ。
全力で。
それがイヤなら、釘を打て!!
by kan328328
| 2017-12-12 10:52
| アート