ルージュの伝言

d0108041_02184776.jpeg

美術作家の関口光太郎くん家族が展示を見に来たよ。
わーい。そんでもって3日前には、
三宅感「ブツの祈り」トークイベントも終了して、
上毛新聞紙面にて紹介していただきました。

今回のトークに関していえば、
お客さんがたくさん来てくれて嬉しかったけど、
若干心残りもあるので、それを正直に書こう。


トーク前日、俺は、
ギャラリーを運営するKちゃんとの打ち合わせで、

「明日のトークは自分の展示作品を媒介にして、
いろんな意見が飛びかうディスカッション形式にしたい」

などと話していた。が、
いざ話し始めてみたら、いつもの三宅感独演会。
他人がコメントをはさむ余地なんてありゃしない。


またか、俺。

きみまろかよ。

はじめから終わりまで、
趣味性にこり固まった自己完結トーク。
お客さんは言いたい事も言えないポイズン状態で、
話終わった後、なんか、

「閉じてるなあ、オレ」と思った。

d0108041_02213048.jpeg

てか、トークとなると、
いつも言葉で埋めつくそうと必死だけど、
もしかしてビビってんのか?俺よ。

目の前にいる人達をちゃんと見てる?

10代の頃から、
一人で思案する生活に慣れきってしまってない?

アートや音楽や文学や映画やらの文脈を、
頭の中でイタズラにタコ足配線しまくった結果、
田舎のばあちゃんちのコンセントみたく絡まり合って、
もはや解きほぐせる気がしない。

脳みそをCTスキャンとかしたら絶対、
ガラパゴス諸島みたいな形になってるんだろな・・・

この独りごとブログも、
悪癖を助長してしまっているのかも知れない。

わからない。

d0108041_02171308.jpeg

ああ。

こういう時、なぜか化粧がしたくなる。

最近になってまた、俺の中の、
「ゴージャス、ファビュラス、グラマラス」
三姉妹がやおら動き始めている様子。

「アンタいい加減、私達をここから出しなさいよ」

20代なかばに社会性が急務となり、
あわてて心の座敷牢に閉じこめたはずの趣味・・・

まあ、どっちにせよ、
彼女たちを解放するならするで、今度は、
だいぶ分別もつくようになった5歳の息子に、
一体どう説明すればいいだろう。

「パパはね、ストレスがたまるとつい、唇にルージュを塗りたくなるんだ」

by kan328328 | 2018-12-19 02:33 | ルージュ

美術作家・三宅感のブログです


by kan miyake
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31