さらば前橋
2018年 12月 25日
始まるまでは正直どうなるか心配だったけど、
本当たくさんの人が来てくれて良かった。
チラシを見てきた人、クチコミで来た人、
ただの通りすがりの人までフラリと来ては、
作品の感想をいろいろと聞かせてくれた。
商店街で展示、ホント良かった。
久しく人と交流していなかったせいもあり、
終わってみると心寂しく、前橋去りがたし。
おもわずギャラリーの屋上にのぼって、
セルフィージャンプショットを撮ったほどだよ。
さらば前橋。
さらば駅前の天然温泉ゆ〜ゆ。
展示期間中は毎朝毎晩、
湯あたりするまで温泉に浸かっていたっけ。
湯船の中にはいつも、
ベラベラとおしゃべりに興ずる若者、
目を閉じてうつむいている老人、
テレビのプリキュアに見入る坊っちゃん、
ふいに何かに呼ばれたように、
ザボっと立ち上がって出て行くおじさん、
がいたな。彼らを眺めながら、
また洗い場の鏡に映る自分を見て思ったのは、
「ハダカって哀しいな」
という実感であった。