棲み分け、色彩をめぐって
2019年 12月 06日
火曜の夜に見た、何とも不快な夢。
北欧指向の家族とヤンキー家族の衝突、
といった、しょーもない内容。たぶん、
去年ポランスキーの「おとなのけんか」
という映画を観たのが今さら影響したっぽい。
ことの発端は、
ヤンキー家族の息子が北欧家族の娘に、
境界線を越えて原色の傘をさし出したこと。
淡色の世界観を侵略された北欧ママが、
「ちょっと無神経過ぎません?」
と、俺に同意を求めてくる。
一方、「親の価値観を押し付けんなよ」
というのがヤンキーママの言い分。
「あなたはどっちの味方なの?」
と迫られた俺は、母二人の整った顔立ちを見比べ、
じつは姉妹だという事が何となくわかる。
そして何も答えず口ごもっていると、双方から、
「この優柔不断!」と罵られて、目が覚めた。
起床後は「ヤンキーママが正しい」と思ったが、
北欧ママにも一部共感できる所があった。
だから自分の感性には、
「刺激と承認を求めるビビッドカラー」と、
「知性と調和を求めるナチュラルカラー」の、
両方が備わっているのかもな、と思った。
それがどちらにも加担しなかった理由だけど、
じつはただの下心だったような気もする。
美術作家・三宅感のブログです
by kan miyake
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