再びカラックスに

http://www.youtube.com/watch?v=qj11bmh2cJM

↑この三年前のレオス・カラックスのインタビュー映像、ショックでした。
フランス語なので何言ってるのか全くわかりませんが、カラックス……こんなにげっそりやつれて、大丈夫なんだろうか。
デビュー当時の端正な面影も消え、すっかり頬がこけて目がぎょろりと飛び出している……
随分と新作に苦労してるんだろうか?
ポンヌフの恋人は本当に大変みたいだった。おそらく彼の神経の大半はこの映画ですり減ってしまったのではないだろうか。主演俳優ドニ・ラヴァンの怪我、出資の目処がたたず何度も撮影中断、ポンヌフ橋のセットが台風で崩壊、マスコミによる醜悪なカラックス批判……
でもカラックスは完成させた。偉いと思う。でも、カラックスに協力し続けたカメラマンのエスコフィエやスタッフ、プロデューサーはもっと偉いと思う。
この映画はぎらぎらと躍動している。一面の打ち上げ花火、水上スキーの戯れ、ナンテール収容所の生々しさ、エスカレートする自虐行為、メトロに放火、体を張った火吹き芸……。撮って燃え尽きるって以前に、完成にすらこぎつける事ができないだろう、普通なら。映画でここまでやるだろうか。
その後に撮ったPOLAXもとても好きだ。何でこの映画が駄作扱いされているのかさっぱりわからない。スコット・ウォーカーの楽曲も素敵だし、ゴルベワの演技も最高だ。

そして、最近ウィーンの映画祭がカラックスに短編を依頼したらしく、制作されたのがこれ……本人が出演しています。↓
http://www.youtube.com/watch?v=5oqOb_ghio4
もう、こんなの出されたら普通に心配になる。笑えない。いや、真剣なのか?
ファンとしてはこの内容は冗談にとれないのでやめて欲しい。
頑張ってください。
次の作品をぜひ大スクリーンで観させてください。



d0108041_2372265.jpg

Commented by sawada_thunder at 2007-03-14 02:01
短編観たよ。
ユーモア出てきていいんじゃない?
Commented by kan at 2007-03-14 08:43 x
そうかなあ。フランスのジョークみたいな感じなのかな。
by kan328328 | 2007-03-13 02:37 | 日常 | Comments(2)

美術作家・三宅感のブログです


by kan miyake
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