緑が綺麗だ
2007年 12月 20日

上の画像は、テレビ出演時「天照大神」に扮装した身長2m80の自分と、手作りテント。
ブログを更新しなくては。すぐ間があいちゃう。
しかし、こうやってパソコンに向かっても、何も書く事がありません。
今はひたすら映画制作なので、ここで出せる物がありません。撮影まであと少し!
デジスタは、その年のグランプリにはなりませんでしたが、これから映画制作が待っているので、そちらに専念します。
では、思い出した事などを脈絡なく徒然書いていきます。
◆最近の日本映画にはやたらと少年少女の恋愛を描いたものがありますが、全く共感できません。
精神的にも肉体的にも生活環境においても、大したハンディキャップもない健康優良児達の、告白だの別れだのってのは、軽薄です。まして美男美女同士の恋の悩みなんて!
更に本人達にとってはそれが、生きるか死ぬかの精一杯の悩み、という時点で既に終わっている気がします。男の子は大抵、整髪料でなんだか無造作な感じになってます。女の子は大抵、ちっちゃい音楽プレーヤーとか持ち歩いて聴いてます。二人でお昼に冷やしたポッキーとか食べるんでしょうか?
僕は何が書きたいんでしょうか?
恋愛はテーマとしては普遍的ですが、扱い用ですね。
◆色気、人生の疲れ、哀愁の表情が様になるのは、男も女も40を過ぎてからだと思います。
若い人で芭蕉ぶって世の中を達観視してる人とかたまにいますが、顔にパイとかぶつけたくなります。
◆受付バイト中、受け取った荷物に印鑑を押そうとした時、急に「ハンコください」を思い出して胸が苦しくなった。大人になったね、と過去の自分に言われた。気がした。
◆自分は小さい頃から「この世の何物でもない、不可解な物」になりたくてたまりませんでした。その「物」というのは、闇夜の中、色とりどりの閃光を激しく放ちながら、猛スピードで宇宙空間を突っ走るのです。姿形はなく、ただひたすら激情に駆られながら突っ走る「物」。突っ走ると言っても尾崎豊とか山田かまちとかヤンキーとかその類いの思想じゃなく、光、速度そのものなのです。抽象的過ぎるでしょうか。そして、その姿を見た人は皆、訳がわからなくなって実家に帰りたくなります。
昔から、理解の範疇を超えてるものや芸術に、異常な程惹かれます。
10代の頃、「東京に行って、芸術の画集をいっぱい買いたい!」と思い立って群馬を飛び出し、電車に乗った事があります。新宿に着いて電車のドアが開いた途端、ホームに生のするめいかが一匹、ぬるっと落ちていました。まるまる。
ショックでしばらく、いかの前から動けませんでした。他の乗客達が、いかに気付きつつも、何食わぬ顔して電車を降りて行くのが信じられませんでした。単に自分が世間知らずなだけで、東京ではこれが普通の光景なのか?とか本気で思いました。
日常が、ぞぞぞぞーーーっと、一気に自分から遠ざかって行くような感覚に襲われました。
とにかく、生のするめいかが海で釣られて、新宿のホームにぺちゃっと落ちるまでの経緯が、僕には全く想像出来なかったのです。
◆高崎に達磨寺ってお寺があるのですが、僕は真夜中にそこの階段を一段飛ばしとかで必死で登った記憶があります。階段を登った頂上の寺で、中学校の同窓会が開かれるという事でした。鳴り響く鐘の音に妙に急かされながら、確かに!真夜中その階段を登ったんです!階段の両側には屋台が立ち並び、汚いスカジャンを着たおやじ達がだるまを売っていました。冬だったと思います。鼻がもげそうな程寒かった事など、生々しく覚えているので、絶対夢じゃないはずなんです。
でも僕は一度も同窓会に誘われた事などないのです。
あれは、何だったんでしょう?
◆夢の中だけで何度も会う女の人がいます。でも、あんま詳細を書き過ぎて、いつか本当に目の前に現れたりしたら嫌なので詳しくは書きませんが、何とかならないでしょうか…?
怖いです。背でかくて……。
◆僕はお餅が死ぬ程好きです。
本当に好き!大好きだ!美味しい!幸せだ!
◆最近自分のあまのじゃくに拍車がかかってる気がします。
みんなが良いという物が、良く思えなくなってきているのです。昔からそうですが、最近、特にそれが顕著です。
この先、周りの友達がぽつぽつと自家用車とか買い始めて、みんながポルシェやジャガーなんかを買ってたら、自分はあえてヤンマーの農耕機とか買っちゃう気がします。で、すぐに後悔しそうで怖いです。
◆スティーヴ・アルビニのバンド、Shellacは本当にかっこいいです。Big Blackより好きです。とにかくかっこいいです。
《来年も聴きたいアルバム・曲を列挙》
Big Black/「The Rich Man's 8 Track Tape」
Big Black/「Songs About Fucking」
The Birthday Party/「Live 1981-82」
Brenda Lee/「The End Of The World」
Charlotte Gainsbourg/「Lemon Incest」
Clara Rockmore/「The Art of the Theremin」
comus/「First Utterance」
CocoRosie/「Noah's Ark」
Der Deutsch Amerikanishe Freundschaft/「Der Mussolini」
Dreamies/「Auralgraphic Entertainment」
Diamanda Galas/「The Singer」
Dino Valente/「Dino」
Edith Piaf/「Dans les prisons de Nantes」
Einstürzende Neubauten/「Strategies Against Architecture」
France Gall/「Un Prince Charmant (Japonais)」
John Frusciante/「Smile From The Streets You Hold」
Leonard Cohen/「The Best Of」
Manos Hadjidakis/「Sweet Movie Soundtrack」
Marc Almond/「Mother Fist And Her Five Daughters」
Mark Fry/「Dreaminng With Alice」
Michael Nyman Band/「The Essential Michael Nyman Band」
Mike Oldfield/「Hergest Ridge」
The Modern Lovers/「The Modern Lovers」
The Only Ones/「The Complete Bbc Recordings」
Pierre Bachelet/「エマニエル夫人のテーマ」
Peter Ivers' Band With Yolande Bavan/「Knight Of The Blue Communion」
The Red Krayola/「Hazel」
The Ronnett's/「Be My Baby」
Scott Walker/「The Drift」
Shellac/「1000Hurts」
Simon Finn/「Pass The Distance」
Tim Buckley/「Lorca」
Various Artists/「The Rough Guide To The Music Of Balkan Gypsies」
Various Artists/「21世紀のこどもの歌」
浅川マキ/「DARKNESS」
沢田研二/「時の過ぎゆくままに」
雑多なセレクションだ。ひどい。
by kan328328
| 2007-12-20 09:27
| 日常