種田山頭火

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「分け入っても分け入っても青い山」

「どうしようもないわたしが歩いてゐる」

「酔うてこほろぎと寝てゐたよ」

「かさりこそり音させて鳴かぬ虫が来た」

「まっすぐな道でさみしい」

                種田山頭火
Commented by asako666666 at 2008-11-12 01:01
「分け入っても分け入っても青い山」
昨日は一日、この一句をお供に過ごしました。仕事の合間や帰り道、部屋、布団の中、一息つく度に意識と
関係なくあぶり出しのように現れるので想わずにはいられませんでした。
俳句に特に興味を持ったことなど今まで無かったのに、不思議でしたよ。最初はこんな感じで→○←記号みたいなものが頭にインプットされただけ。長く時間を共にすると豊潤な味わいへと変わっていきましたよ。とても静かなものでした。果ては心のひだまで染み渡るようでした。 今度本屋の俳句のコーナーへ寄ろうと思います。
Commented by kan328328 at 2008-11-13 02:20
俳句といっても、山頭火の句は五七五を全く守ってない自由律とかいう類いの句なので、固くならずに読めて良いです。
山頭火前期の頃の句は、とてもシンプルで飾ってなくて、素朴な可愛らしさがあります。とんぼが何度となく登場します。
ただ山頭火にせよ、同じ時期の俳人・尾崎放哉や、小説家の葛西善蔵にしても、皆、凄まじい人生(半分は運命、半分は自堕落)を歩んでいて痛々しい。固い決心の表れとして、まずは妻子を捨てるって所も、安易な通過儀礼の様であまりいただけない。
男って……って思っちゃいますね。
Commented by asako666666 at 2008-11-16 05:15
ウィキペディアで経歴を読んでみましたが、壮絶ですねぇ。
自分の運命を呪うこともあったでしょうね、、、
しかし、「関東大震災に遭い熊本の元妻のもとへ逃げ帰る。」と経歴にありましたが・・・あ、そこは帰るのね。と思いました(笑
山頭火の句集買いました。
Commented by kan328328 at 2008-11-22 00:37
情けないですよねえ~
山頭火の日記みたいのも、自分に言い聞かせるような固い決意ばかり書いてる割に、酒に酔って、泣いて・・・人間臭いなあ。
by kan328328 | 2008-11-10 00:08 | 日常 | Comments(4)

美術作家・三宅感のブログです


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